部下が上司に本音を言える組織の「静脈」をつくる

2018/2/22

リクルートエイブリック社長に

人事部エグゼクティブマネジャー（人事部長）、それに人事担当執行役員だった私は仲間の力を借りてリクルートの人事制度の大きな変革を進めてきました。

その間、会社も、1兆4000億円あった有利子負債を10年ぐらいかけて完済のめどを立てるところまで来ることができました。

こうした一連の経営再建を主導した柏木斉さんが、2003年6月に4代目社長に就任しました。私としても人事部門の人間として1つの役割を終えたと思っていました。

コメント

注目のコメント

• 上田 真緒

  PIVOT エグゼクティブ・エディター

  ・2018年02月22日

  【第13話】リクルートエイブリック（現リクルートキャリア）社長に就任した村井満さんは、社内に「静脈」をつくる運動を進めます。その結果、同社は「働きがいのある会社」1位になりました。
• 辻 高広

  オランダ本社で修行後→宇宙領域→

  ・2018年02月22日

  静脈系のエピソード、共感します。組織内でボトムアップの活動をしてみて思うのは、下からの意見や建設的な批判が適切に吸い上げられる(or吸い上げられない場合の納得出来る説明)のは非常にモチベーション向上につながると感じています。
  
  人間同様、動脈(トップダウン)、静脈(ボトムアップ)が一体的に機能してこそ健全なのだと、素敵で同意する例示です。
• 里崎 慎

  デロイトトーマツFA スポーツビジネスグループ Senior Vice President

  ・2018年02月22日

  チーム内で情報の「静脈」を作るには、その前提としてトップとメンバー間の信頼関係が築けていることがあると思います。
  また、本業に活かす仕組みとリンクさせて実行していたところがより効果的だったんだな、と感じました。