電気代が高い理由は「再エネ賦課金」かも、意味を知っている人は17%
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注目のコメント
こらこら、大場さん(笑)。大場さんの菅直人へのお怒りごもっともというか、菅元総理だけでなく、政治力を最大限発揮してFIT法を骨抜きにした方々には怒りを禁じえないのは同様ですが、真面目な話をすればあの時にはみんな(特に政治家の皆さんは)「再エネに優しい自分」を演出したくて、FIT法を骨抜きにするのに加担してしまったわけです。もちろん政権与党だった民主党と菅元総理が最大の原因者ではありますが、感情に任せて「コスト負担何て二の次!」という議論にしてしまったことを反省しなければならないのだと思います。
再エネが悪いのではありません(私は技術を擬人化して再エネが悪いの、悪くないの言うのは好みません。再エネも原子力も単なる技術です。)、ただ、あまりに導入の手法が悪かったということは確かです。
大量に導入したいなら、できるだけ安くでなければいけないのですから、再エネを推進される方ほど、FITを批判し、適切に改正するよう求めてほしいものです。
ただ、実は日本だけでなく、あれだけ再エネ賦課金が高騰してエネルギーコストが政治問題化しているドイツでも、市民はなんだかよくわかっていないようですね。
日本の環境省が独、英、日の消費者に対して行ったアンケート調査で、
「再エネ賦課金のおよその額を知っている」独:3%、英:2%、日:6%
「賦課金があることは知っているが金額は知らない」独:57%、英:26%、日:30%
「賦課金があることを知らなかった」独:40%、英:72%、日:65%
だそうで。。
ドイツ国民が「許容可能な賦課金(月額負担、世帯当たり)」として「20ユーロ以上」と答えているのは3%ですが、既にそんな金額超えているので、97%の人は現状でも許容できないということになります。
という状況はどこも似たようなものなのかもしれません。
ご参考までに
http://www.env.go.jp/earth/report/h27-01/ref02.pdfFITによる買い支えで、なんだかコスト下がらない印象はありますよね。
ここでは触れてませんが、ほとんどが輸入木材である木質バイオマス発電とか。元々林業保護が目的だったような気がします。
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