【唐鎌大輔】2017年の静けさ。2018年は「円高」の嵐がくる
NewsPicks編集部
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注目のコメント
既に方々でコメントや寄稿をさせて頂いてはおりますが、NP用にも寄稿させて頂きました。2018年を展望する論陣の多くは「安定の継続か、突然の崩壊か」の二項対立で語られるものが多いですが、コンセンサスはFRBの緩やかな引き締め路線を前提とした「安定の継続」を見込む向きが多そうです。
私はどちらかと言えば、悲観に類する見方であり、これはどうやら(今のところ)少数派のようです。しかし、少なくとも2017年ほどの低いボラで今年のドル/円相場も走るという青写真はどうしても想像が難しいというのが私の偽らざる本音です。少なくとも過去にそのようなことはありませんでした。
私は低インフレは構造的なものであり、だからこそ世界で一番多様な情報が織り込まれるであろう米債市場もご案内のような動きになっているのだと考えています。世界経済ひいては日本経済のためには予想が外れた方が良いとは思いますが・・・宜しければご笑覧下さい。まれにみる静けさを見せた2017年の為替市場。しかし、来年2018年はそうはいかなそうです。輸出企業にとってまたも「波乱の年」となるか。みずほ銀行の唐鎌大輔氏に分析していただきます。
昨日の特集(①)でのコメントもそうですし、これまでも一貫してそうですが、唐鎌さんは、インフレ率の伸び悩みについて、悲観的な見方をされていますね。それが、利上げ打ち止め論にも繋がり、円高予想のベースになっているように思います。
① 【加藤出】リーマンから10年。世界を覆う、マネーのミステリー
https://newspicks.com/news/2697412
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