ジェンガで人とロボットが勝負、1勝44敗で完敗したのはどっち?
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注目のコメント
いいデモだなあ。
研究ってショービジネス的な側面があって、やはり話題になると研究費も取れる。だから、ただいい研究をするだけじゃなくて、こうやってニュースになるデモをやるのも大事。そしていいデモをするにはかなりのセンスが要る。
【追記】1勝44敗っていうけど、1勝しただけでもすごいことだぞこれは。人間の身体と知能は、自然が40億年かけて作り上げた芸術品です。100年やそこらで追いつけるもんじゃない。でもいつかは追いつけるものでもある。慌てることなかれ。こうして少しずつ研究を積み上げていくのが大事。とても面白い!
ロボットが得意な分野と苦手な分野がある。正確に動かすことはとても得意。例えば極めて細い穴(シャープペンの芯くらい)にそれよりわずかに細い棒を高速で挿入するといったことは人間には真似が出来ないスピードで出来る。
一方で力加減の調整が必要なものは苦手。記事のジェンガもそうだし、身近なところではピッキング(ラインからいろいろな形・硬さ・重さのものを拾い上げること)とかは苦手分野。
とはいえ、人間が感覚でやっているものが一気に進化しているのが最近の機械学習。
ピッキングでは、MUJINというベンチャーに個人的には注目している。下記などで記事もあるので併せてご参照いただきたい。
https://newspicks.com/news/2016561
https://newspicks.com/news/2617576ピッキングは現時点でも最も難しい制御技術の1つ。外部からの計測だけでは勝てないジェンガでは、なおさら困難でしょうね。精密かつ柔軟かつ瞬時に力の入れ方を制御できなければなりません。
爬虫類等の給餌法の1つに、生きたコオロギの足をもいで与えるという(ある意味残虐な)方法があるようなのですが、その自動化を妄想していたら、かなり難しそう。実現できれば売れそう(ニッチながら)。