[東京 8日 ロイター] - 厚生労働省が8日発表した10月の毎月勤労統計調査(速報)では、名目賃金に当たる現金給与総額が前年比0.6%増の26万8392円と、3カ月連続で増加した。

実質賃金は0.2%増と10カ月ぶりの増加に転じ、厚労省は「賃金は基調として緩やかに増加している」としている。

給与総額のうち、所定内給与は前年比0.7%増の24万2365円と7カ月連続で増加した。所定外給与は同0.2%増の1万9765円と、4カ月連続で増加した。