[東京 30日 ロイター] - 東京証券取引所は30日、12月7日付でシャープ<6753.T>株を東証1部に指定すると発表した。
シャープは、液晶パネル事業の不振などで債務超過に陥り、2016年8月に東証1部から2部に降格となった。しかし台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業<2317.TW>による買収後、業績が急回復して債務超過を解消。東証に1部への復帰を申請していた。
(和田崇彦)
[東京 30日 ロイター] - 東京証券取引所は30日、12月7日付でシャープ<6753.T>株を東証1部に指定すると発表した。
シャープは、液晶パネル事業の不振などで債務超過に陥り、2016年8月に東証1部から2部に降格となった。しかし台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業<2317.TW>による買収後、業績が急回復して債務超過を解消。東証に1部への復帰を申請していた。
(和田崇彦)
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スピード復帰、おめでとうございます。
以前より、一層、強くなっている。
鴻海とのいいシナジーもある。社員も元気だ。
東芝も続いてほしい。
シャープ(6753)が東証1部に復帰することが決まりました。
http://www.sharp.co.jp/corporate/ir/pdf/2017/171130-1.pdf
営業利益をみると2017年3月期は対前年度比約+2240億円増の620億円と回復していますが、このほとんどがディスプレー事業の黒字化(+1810億円の改善)に起因します。また今期通期の営業利益は同+310億円増の930億円とされていますが、4-9月期で+406億円の増益を実現していますので10-3月期は利益の伸びが鈍化する(目立つ収益改善策が一巡する)ことを意味します。
東証1部への復帰に合わせて、営業利益率(今通期計画3.6%)の拡大と財務体質の強化を進めつつ、液晶の深掘りとその先の収益の柱造りを進めることになります。中期計画で示された2019年度営業利益1500億円達成に向けて「8KとAIoTで世界を」どう「変える」のか、さらに注目されそうです。
ちょっとまゆつば。自前で稼げる一人前の会社になったのか、見かけの業績回復に中身が伴っているのか、よく分かりません。ガンガンリストラしたのは確かだけど、ピカピカに生まれ変わったわけじゃない。株屋さんは「V字回復」と囃し立てるけど、中身の検証が必要です。
再上場に成功したら、さっさと売却して稼ぐのが「ホンハイ流」--。何でもありの創業者、天才テリー・ゴーの目論見と、ずっと囁かれてきましたから。
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