【前編】山田真哉さんに聞く、“進化” する経理担当者になるための考え方
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会計数値は、会社で起こった多くの事実が、数値という便利なもので表現されています。
これを活かせるか殺すかは経理部門の力の見せ所ですね。
中小企業から大企業に脱皮する為に必要な要素の一つとして、この会計数値をいかに活かせるかというのが重要かなと考えています。
なぜならば、会社規模が小さいうちは、肌感覚で会社の状況を把握していけるところがありますが、大きくなればなるほど、見えない部分が増えていき、それが難しくなるからです。
肌感覚に頼れなくなった場合に、有用で客観的な情報を提供してくれるのが会計数値です。
過去、多くの企業さんを仕事で見て回ってきましたが、しっかりしている会社は、大抵経理部門がしっかりしていて、かつ力をもっています。
そして、力のある経理部門のスゴい所は、会計数値を「翻訳」する能力がとても高いことです。
つまり、経営者の意思決定に資する情報を集約・分析・要約する能力がとても高い。
この能力は、多くの判断が必要で、経験と知恵がないと出来ない作業です。要は付加価値が高い。
経理部門が単なる会計処理作業員に止まることなく、企業の状況に関する翻訳者となれれば、そう簡単にAIなんかに淘汰されることは無いでしょう。
ちなみに、私の前職の某監査法人は、全職員に「実学」を配布してました。学問と実務の橋渡しの鍵となる良書です。後編で紹介されている3冊のうちの1冊「稲盛和夫の実学 経営と会計」は読んだことあります。経理という仕事は専門知識を学んだ人たちが行うイメージでしたが、それが少し変わりました。
ぜんぜんかんけいないけど、先日真也さんという女性にお会いしました
男でも女でもだいじょぶな名前にってことで親御さんが決めたらしいですが、まぎらわしいっちゃありゃしません