スタートトゥデイ、採寸用ボディスーツを共同開発したNZ企業の子会社化を視野に
コメント
注目のコメント
とにかく面を取る事だよね。世界に展開する上で時間勝負。日本はこれだけ浸透しているしライバルはいないので、ほぼ成功するだろう。おそらく採寸したサイズを統計データ分析してベーシックアイテムは全部最適在庫して即日配送なんていう破壊的なことを考えているだろうから。これを取り扱いブランド全部に適用したらどうなるかといえばZOZOに最適在庫抱えるのがベストとなる。むしろ店舗へもZOZOから配送みたいな事もあり。なんせカメラマンとモデル数百人が毎日採寸して撮影してアップしてる。日本ではここまですぐにできる。鍵は海外だ。ZOZOは一度海外進出に失敗して戦略練り直してる。コーディネイトアプリWEARは少なくとも東南アジアでは存在感を示しつつあり、バスキアで前澤さんの知名度は大きく上がった。満を持してネオSPAモデルで海外に打って出るのではないか。SPAモデルではUNIQLOでもそれなりにできてるんだし。
買収ではなく、完全買収可能なコールオプションにした意図が気になる。
最終的に買収した場合は、オプション代がかからないので、今この価格で買収するほうが安い。
逆に、オプションであるために、買収をしないこと=事業が立ち上がらなかったり、立ち上がらないなかで将来的にこの技術を囲い込んでおくニーズが見えない時は、オプション代として払った分だけで済む。
なので、スタートトゥデイとして、
①成功するか分からないリスクを取った事業と捉えている
②成功すれば囲い込みたい=競争力となりうると考えている
といったことが背景にあるのだろうと推測される。前記事にもコメントしたが、東京大学発のスタートアップ、xenomaとやってることは似てる。
この手のセンサーはローンチしてから色んな課題がアプリケーションごとに出てくるものなので、どれくらいの数を出荷してそうした経験知を積み重ねて次の設計に活かせるか?が全て。早く動いてたくさん売ってたくさん改良したところが王者となりうる。
これまでデファクトスタンダードは無かったわけですが、ここで、ストレッチセンスが一歩躍り出たのだとすれば、今後、そうした経験知の蓄積によって他社の追随は難しくなる可能性もあった。
スタートトゥデイが買収準備を進めるということはセンサーとしてのデファクトスタンダードになる道ではない道を選ぼうとしてるわけで、そういう意味では他のウェアラブルセンサーメーカーにはある意味ではチャンスではないだろうか。