“商標登録”をもっと身近に、簡単に――弁理士が立ち上げたオンライン商標登録サービス「Cotobox」
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注目のコメント
これ、本来であれば特許庁がオンラインで簡潔に商標登録出願をできるシステムを整えていれば済む話。商標に限らず、この手の話が公的手続きには多いですね。
私も自分で商標登録の出願をしましたが、やってやれないことはないものの、不慣れな人間には手間もかかりますし、どうにも面倒です。
この手のサービスが普及して、手続きがより簡素で手短に終えられるようになることを望みます。経験からすると、ご依頼いただく商標の半分くらいは一般名称などの識別力(商標としての特徴)がないか、又は弱い可能性があるものです。
定型的な業務はどんどん自動化して、ユーザーにも使いやすく、また価格にも反映させるべきだと思いますが、識別力や、先登録商標との類否を弁理士が全くノーチェックで出願してしまうエコノミープランなるものは、拒絶理由通知が来る可能性も相当にあるし、結局、中間対応費用がかかるか、登録できない場合も出てくるでしょうから、個人的にはやや無責任なプランに思えます。弁理士試験合格してるわたしも、商標登録のための出願手続きはとてもめんどうで、知人のたのみを無下にことわりました泣
しかし、だれでも簡単に出願できればできるほど出願件数はのび、審査業務が膨大になって、いつまでたっても登録されない、という負のループに陥ります
加えて、個人がお金欲しさに登録されていない商標を出願しまくる事案もふえるはず
手続きのたいへんさは、ひとつの参入障壁なので、安易に出願できないままのほうがいいかもしれません