飛び級を許さない日本の悪しき年齢主義
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灘では数年に1人のペースで中学生の間に、10年に1人くらいは中1で東大理三のA判定を取る生徒が出てくるから、こうした子達は高校で受験に向けた勉強更にさせるの不毛すぎるからさっさと大学進学させれば良いのにと傍目から思ってた
飛び級はもっと認められても良いですが、日本は学力の高い人は、公平な試験で私立中学校に入れる、という面で見れば結果的にある程度学力にあわせた教育が出来てる、という見方もあるようです。もちろんお金がかかる、東京など都心に多い、など誰でも享受できるわけでは無いですが、そこまで悲観する必要もない気がします
仮にうちの子がアメリカで飛び級して15歳で大学に入学したとして、途中で我が家が日本に移住することになった場合、うちの子は中学に通わなきゃいけないんですかね。変ですね。日本に行く気が失せますね。
これとは逆に、年を取り過ぎていることで起こった、こんなことが実際にありました。
僕がMITで博士号を取ったあと、ひょんな縁からJAXAの副理事長さんを表敬訪問することがあり、JAXAの採用に興味があると話すと、人事部の方を呼んできてくれました。すると彼は開口一番僕に年齢を聞き「経験者採用になりますね」と。つまり、僕の年齢では新卒枠では受け付けない、と。
JAXAの経験者採用枠は毎年秋らへんに分野限定で募集があるので、僕は半年待って募集枠を覗いてみたんですが、その年は僕の専門に合致する募集がありませんでした。その半年後、NASAからオファーを受け承諾しました。
そして就職直前になって、次年度の経験者採用枠を検討しはじめたJAXAから「このようなポジションを募集しようと思いますが興味ありますか」と、僕の専門に合致するお話を頂いたのですが、時すでに遅し、お断りさせていただきました。
僕は日本の年齢主義によって、JAXAに就職する機会を逸し、NASAに就職することになりました。JAXAの門を叩いた当時、博士を終えたばかりだったのでてっきり新卒枠と思っていたのですが、僕はMITで修士をもう一度やり、博士にも時間がかかり、日本で3年で博士を終えた人に比べ年を取り過ぎていたのです。