バブルという快楽
2017/11/13
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バブルは事前に分からないからこそバブルなのであり、それは市場参加者はおろか中銀とて性格にそれを察知できるものではない、という基本認識で相場を見ています。この点、最近のFedの正常化プロセスには資産価格抑制を企図した部分が見受けられ、危うさを感じます。かつての三重野総裁時代の日銀と同様の轍を踏むのではないかとの声は比較的散見され始めているように思います。少なくとも、ゴルディロックスと言われるこの状態があと1年も2年も続くことを前提に相場取引を続けるのは私は危険だと思う者です。
うちの父親は、小さな町の地方公務員でした。バブル期には民間企業でウハウハの友人たちに「なんで公務員なんかやってるの?」と、結構バカにされたそうです。
それがバブル弾けて一転、「お前はいいよな、公務員で」と、うらやましがられることの方が増えて、定年を迎える頃には、人気の就職先で常に公務員が挙げられるように。
こうした良い時もあれば悪いときもある、世間の目のアップダウンを経験してきた親父の口ぐせは、「人生、プラスマイナスで0だ」です。
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