米メディア王、CNNに触手か 買収打診とロイター報道
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マードック氏の名前が出るとそれだけが目立ってしまいますが、このニュースの注目点は米政府がAT&Tに対し、タイム・ワーナー買収の条件としてCNNの売却を求めたか否か。
そしてその判断にトランプ政権とCNNの対立とも言える緊張関係が影響を与えているのか否かです。
WSJの発行元のダウ・ジョーンズの親会社はマードック氏率いるニューズ社ですが、WSJでは政権側とCNNの政治報道を巡る確執を詳細に描いた長編記事をちょうど昨晩出しています。
https://www.wsj.com/articles/snag-in-media-merger-stirs-tensions-over-trump-cnn-feud-1510354324社会的意義も低いでしょうし、この記事に関して言えばタイトルにも見識の低さを感じます。
左右真逆のメディアが存在してこそ言論にバランスが取れる、無論資本と言論の理論は必ずしも一致しないとは言え、アイデンティティは大事。
タイトルに関しては最近でこそ米国に活動のほとんどを移し本人も帰化しているものの、マードックのニックネームと言えば「豪メディア王」と相場が決まっている。マードックファンとしてはせめて「米」は取って欲しかった。これもまた、アイデンティティは大事。マードックかCNNに触手というが、それは無いだろう。Foxニュース持ってるニューズがCNNを買収するとこちらの方が寡占の問題が大きい。もっとも天敵のCNNがFoxに買われるのはトランプ的にはアリだろうけとw