LINEとC CHANNEL。 ゼロから事業を立ち上げる難しさ
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森川さんほど異なる組織で異なるフェイズに立ち会ってこられた経営者も珍しいのではないでしょうか。現在のC CHANNELやLINEでの印象が強いですが、日本テレビ、ソニーとキャリアを辿られ、まだ日本では立ち上げ期だったハンゲームに入社した後、3年間で売上を2億から80億に急成長された話も興味深かったです。
何より、組織の成長に対するコミット感と凄みを感じます。さらっとお話しになっていますが、「運営をチームごと中国に持って行った」「社長になってすぐに社員全員の給与をリセットした」といったエピソード、想像するとしびれますね。森川とは20年以上前に彼が日テレ、私がサラリーマン時代にサンフランシスコのイベントで出会って、息が合ってよく2人で飛び込みで飲みに行ってた。飄々としたスタイルは今も変わらない。彼も私も根が素直なんだと思う^ ^ 興味あることしか興味ないし、分かったフリもしない、キバらない。まあ、彼も私もよく社長とかやってるなと。2人とも皆んなに支えてもらってる代表格ですね)^o^(
森川氏の「考え抜く」が大好きです。たくさん失敗もしたと聞くと、同じ経営者の身としてホッとします。サラッと、「LINEを出したらたまたま当たった」とおっしゃいますが、きっと本当にそうだったんでしょうね。私が最初にLINEのことを聞いたとき、変なものが流行っているなと思っただけでした。女子高生の間で人気だと知ると、なおさら使わないでおこうと感じたものです。しかし、海外（アジア）に出てみて、仕事の必要性があって使ってみて、初めてそのすごみが分かりました。自分が森川氏だったら、この事業を育てられたかどうか自信ないです。
結局、何かを決断する時、私自身も本質を考え抜くようにしています。掘り下げて、掘り下げて、現象の下にあるものを見つけたら、自分たちでそれができるかを考えました。しかし、本稿にもある通り、どこで社内資源を振り直すか、ここでも大きな判断を迫られます。私自身も確かに「トップダウンの『えいや』」でしたね。私なりの結論は、意思決定の判断を速く回すことで、ダメだと思ったら修正していく、イケルと思ったらそこに注力する、を高速回転させることでした。ほんの少しでも、森川氏の実績に近づけるよう頑張りたいですね。
