加藤製作所、北朝鮮ミサイル施設のクレーンは同社製の可能性 「法令遵守している」
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注目のコメント
①が会社リリース。
クレーンなど建機は中古品が日本→アジア・中東と流れていく。ベトナムやスリランカなどだと「〇〇株式会社」というのが残ったまま、現役で働いている結構古いモデルがある。
機械系の企業は、古くは東芝機械のココム事件も過去にはあった。軍事関連に使われる可能性がある技術の輸出については外為法による規制がある(②)。工作機械も、高精度のものは最近の状況アップデートしていないが、数年前は一番高精度のものは中国などに輸出できないケースもあった。ただこのような輸出規制は国際的なもので、ドイツのほうが運用が緩く、商機を取られているという話を聞いたこともある。
①https://www.release.tdnet.info/inbs/140120171107411319.pdf
②http://www.cistec.or.jp/export/yukan_kiso/anpo_gaiyou/index.htmlこうゆう場合は部品単位にバラバラに分解して密輸入し、自国内で再度組み立てるのだろうから、メーカー側としては追跡が難しいし不本意でしょうね。まさか自社の技術力が軍事転用されているとは。でも逆に言えばそれだけ日本の製造業の技術力が評価されているということでしょう。
加藤さんのコメントの通り、東南アジアとかインドでは日本や欧州の中古建機が普通に使われています。インドの現場で、日本の地方の○○興業と名前と電話番号が入ったクレーンを見たときは思わず笑ってしまいました。