王者・集英社の挑戦。アプリ発「ワンピース」超えの大作は生まれるか

2017/11/4

漫画アプリ業界で猛攻をかけるIT企業。これまではただの電子書店の“顔”をしていた「LINEマンガ」や「ピッコマ」は、今や圧倒的な販売プラットフォームとして存在感を高めつつあるだけではない。

ついに独自漫画の制作に乗り出し、「コンテンツメーカー」へと変貌を遂げている。

これまでは強力なパートナーだったはずのプラットフォーマーが競合へと進化する中、紙媒体で脈々とヒットコンテンツを生み出してきた大手出版社は、どのように迎え撃つのか──。

早くからデジタル戦略に乗り出してきたのが、超人気マンガ『ワンピース』などの最強コンテンツを持つ漫画の王者・集英社だ。漫画アプリ「少年ジャンププラス」の編集長である細野修平氏と、デジタル事業部の森通治氏に、漫画アプリ戦争の「戦い方」を聞いた。

コメント

注目のコメント

• 唐鎌 大輔

  株式会社みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

  ・2017年11月04日

  個人的な感想ですが、ジャンプBookアプリは明らかにKindleよりUIが優れていて、しかも集英社自身の独自コインをスタートし「バルクで買うとお得」という付帯サービスも付いているので、同社のコンテンツを読むにあたってKindleが選ばれるには相当高いハードルがあるように思います。また、定期的に人気作を無料公開することでそのまま新規ユーザーも掴まえてしまうという経路も侮れません。
• 岡 ゆづは

  NewsPicks編集部 記者

  ・2017年11月04日

  最終回は、ワンピースなどの大ヒットを抱える出版界の王者・集英社です。
  「手っ取り早くお金を儲けたいなら、ゲームアプリの方が向いている。それでも漫画アプリをやるなら、オリジナルコンテンツで天下を取る気はありますか。」迎え撃つ大手出版社の試行錯誤と挑戦をお届けします。
• 荒井 健一

  中国深圳で事業をやってる人

  ・2017年11月04日

  漫画コンテツは日本の方が進んでるけど、漫画のデジタル化は中国の方が進んでるのよ(ほとんど日本の漫画)、僕の知ってる漫画appだけでも15個以上はある！
  
  あと東京で少年ジャンプの発売日は月曜日だけど、でもその前の週の金曜日にはすでにネット上でワンピースのデジタル版が出てる(しかも中国語に翻訳済み)、なので僕は中国にいながら日本のみんなよりも4日間速くワンピースを読めるてわけよ