【冨山和彦・連載】地方活性化を果たす鍵は何か?-その答えはシンプルだ<シリーズ第2回>
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注目のコメント
>もう一つのポイントは、人材の問題です。地方には高いクォリティの経営者が少ないということが、現実問題としてあります。それなりの人がきちんと経営をすれば、クォリティは上がるし、伸びしろは東京よりも大きいでしょう。そして足りない人材を補うのは、都会の大企業で働いていた人材です。
地方で会社経営している自分にとっては最も納得する意見。
自分を含め、「いい仕事」に気付かずに取りこぼしたり、気付いても形に出来ない経営者は多い。
NPオフ会に参加させてもらうと、「こういう方々に自分が代表をしている会社の経営を任せて、自分が現場担当したら全然違うだろうな」と思ったりします。
ま、誰も来てくれないでしょうけど 笑でも忘れてはいけないのは、
そもそも国が主導して都市部のインフラ(電車・高速道路など)をこれだけ整えてきたからこそ、現在の東京などの反映があるということ。
一方で全然インフラを整えてこなかった地方に対して「良い経営者が少ない」「補助金頼みの企業が多い」などと言っても、それは当然そうなるでしょという話。
住民の努力不足とか以前に東京などをえこひいきしてきた結果が今の格差だということを忘れて「地方もっと頑張れ」論をしてはいけない。よくご存知で笑 ここは本当になんとかしないとダメ。
【企業側にも、意識を変えなければいけない点があります。それは、助成金をあてにする経営から脱却すること。地方だから、景気が悪いからといろいろ諦め、生産性を下げて赤字にして助成金をもらうということに慣れてしまっています。】