商工中金:全店で不正 トップ引責辞任へ デフレ名目融資中止も 自主調査結果
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「トップ引責辞任へ!」と云うけど、社長をクビにしたって、何も変わらないよね。商工中金の社長は、ほぼ歴代経産事務次官(安達さんの前の杉山さんも)の指定席、№2の副社長・稲垣さんも元国税庁長官、絵に描いたような天下りです。商工中金は「日本で唯一の政府系中小企業専門金融機関」と豪語するけれど、事業の本質は「血税」で中小企業のオッサンにオッパイ(利子)を呑ませる「天下り法人」なんです!
無論、天下りの社長さんらは中小企業の現場・現実を知る由もなく、彼らの仕事は出身省庁に圧力をかけてオッパイの元手(国家予算)を分捕らせること。彼らが「殿様」として、ふんぞり返っていられる所以です。
一方、天下りの殿様に代わって、実務を仕切っているのは生え抜きの幹部連中です(大ボスはプロパー副社長の菊池慶幸さん)。長年にわたり、天下りと生え抜きの「なれ合いと責任逃れ」の経営が続いたため、根太がボロボロに腐ってしまった。社長以下の幹部を「総パージ」しない限り、不正の根絶は不可能です。
外から純粋民間人(地銀・信金の経営者とか)の「改革チーム」を迎え入れるほかないのですが、おいそれと「伏魔殿」の社長を引き受ける人がなく、世耕経産相は頭を抱えているそうです。
本来なら「潰すか、完全民営化」なんですが、与野党の商工族議員が庇護するから、決して潰れません(共産党でさえ擁護的です)。商工中金には中小企業のオッサン(集票マシーン)にオッパイを呑ませてきた偉大な功績があるからね。トホホの「オッサンしがらみ」です。予算使い切りのための不正に融資先まで巻き込むとかほんと最悪だわな。。。不正して予算消化するなんてそもそも政府系金融機関の存在意義が問われますね。
性善説の制度だと悪用されるという典型のように思います。
予想できたことですし金に絡むことでトリッキーな施策をするときは政治的なアピールだけでなく実践的なものにしてほしいです。
現場経験のない方が施策を考えると陥りがちですが。