「私の年収、低すぎ…?」その答えは、決算書を読めばわかる! 〈dot.〉
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注目のコメント
就活中の学生に「この会社に入ったら年収1000万円行きますよね?」なんて聞かれることがあります。
就職する学生も転職する社会人も自分が入るかどうか検討している会社の有価証券報告書くらいはチェックしておくことをお勧めします。
上場企業であれば有報を見れば、そんな平均年齢と平均年収は出ていますものね。
有報を隅々まで読み込むなんて眠くなるだけなので、そんな必要ありません。
が、たとえば、PLの営業利益を従業員数で割った1人当たり営業利益が150万円の会社が平均年収をあと100万円アップするなんて極めて難しいわけです。
とわかれば、現行水準の年収がどれだけ上げられるかポテンシャルを知ることもできます。
非上場の企業であれば面接のときに会社の業績を率直に聞くことを勧めています。
その際、スナップショットの業績を見てもしかたないので、3年前、前期、今期、来期の見通しくらい聞いておけば、その会社の立ち位置(成長の角度)がわかるので、企業そのもの、自分の年収のポテンシャルを知る材料になります。グロービス経営大学院・教員の佐伯の記事。
「(広告宣伝費、研究開発費と)人件費も含め、これら3つの費用は“会社の経営の意思が表れる費用”です。経営陣が、会社の先行きをどのように考えているのかは、これらの費用の増減を見れば、ある程度推測できます」有報に載ってる平均年収は、従業員の年齢構成によって大きく歪みが出るので要注意です。
離職率が高く若い従業員が多いところは低めに出ますし、老舗企業で近年採用を絞ってる企業は高めに出ます。