なぜEVなのか。決して純粋ではない各国の事情
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EVと原発は直結させずに考えた方が良い。
フランスの解決策は、隣国ドイツから電気を買うこともできるし、新設で急速な需要増に対応出来るガス火力を建てることも出来る。
EVの普及率予測はいろいろあるが、例えばNHKの報道では2030年にPHVも含めて11%程度。昨今のEVへの政治的な流れを考慮しても、20%には至らないと考えられる。
EVの普及率が50%を超えるまでには、インフラ整備含めてまだ20-30年は軽くかかるでしょう。
100歩譲って、日本の車の4分の1がEVになったとする(2000万台)。
充電に必要な発電所のキャパは、1.5GW前後。これははほぼ大型の原発・ガス火力発電所一か所分に相当。
今、日本の電力供給予備率は、9月(予測)で15%の約15GW。 EV充電に必要なキャパの10倍ある。
加えて、新設のガス火力の計画も今後、最低数カ所は実現しそう。
急速な需要対応・出力調整(ピークカット)だけ捉えても、ガス火力で対応可能。そもそも原発にその能力はない。
結果、原発はEVの充電から発生するピーク需要に耐えられないという「当たり前」の議論は無意味で、
EV以外も含む電力のピーク需要に対応する発電構成を作るという「当たり前」の結論で終わり。
因みに先進国の電力会社は今、省エネで需要が減っているので、EVは大歓迎。原発は火力のように需要に応じて素早く発電量をかえられる電源ではないので、ベース電源にするか使わないかの二択
EVは原発ありきってどこからきたん?EVの充電タイミングは夕方に集中するから、ベース電源の原発の電力は使えなくて、むしろピーカーの火力とか定置の電池とかを使うんじゃないのかな?捨てているのは原発の電力じゃなくて、変動が大きい風力とかですよね
ツッコミどころが多すぎで、途中で読むのやめました日本の景気が良かった当時、我が国の電力会社はEVに反対だったはず。総括原価主義で電力料金が決まりますから、変に電気を溜めるより、火力でも原子力でも発電所をどんどん作ってコスト掛け、余った電気を捨てる方が儲る構造だったから。しかし景気のムードが変わり、大きな無駄が次第に許されなくなってきた。
『EV(電気自動車)は「原発ありき」の乗り物』とありますが、化石燃料を使って充電するならそのままガソリンエンジンで走らせても同じこと。一旦発電を始めたら昼夜を分かたず発電し続ける原子力発電所の夜間電力をEVに溜めて昼間使えば環境にも優しいし原発投資にも無駄がない、というのがEV導入当初の発想だったのは間違いないところかと思います。そういう意味では、原発が無くなればEVの存在意義は薄れます。発電量が安定しない自然エネルギーを蓄えて効率的に使うためなら専用の蓄電システムの方が遥かに効率的ですから、ここでも本来、EVの出番はありません。こういったことにまでEV搭載の蓄電池を使うというのは、原発が止まったあともEVを推す勢力の一つの言い訳であるように感じます。
とはいえ、いろんな思惑で各国はEVに走り出しました。「なぜEVなのか。決して純粋ではない各国の事情」というのはその通りかと思います。こうなると、我が国の自動車メーカーも、理屈はともかく対応せざるを得ないということになるのでしょうね・・・・。