証券監視委が東芝の原発損失、調査へ 数千億円虚偽記載疑い

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注目のコメント

• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2017年10月02日

  たしか10日ほど前の下記が初報。今回は「調査する方向で検討」、前回は「検査に着手するよう主張」。
  https://newspicks.com/news/2513324
  
  SESC（証券取引等監視委員会）が問題視しているのはWH関連で買収したCB&Iの減損タイミング。記事にあるように、PwCは2016年3月期のうちに減損の兆候があったとして、そこが8月に限定付き適正意見で有報が出されるまでの論点だった。
  https://newspicks.com/news/2388453
  
  時系列を整理。すると、2016年3月期にWH本体については下記の日経ビジネスの報道をきっかけに約2500億円ののれん減損に至った。
  https://newspicks.com/news/1247820
  
  その背景で、2015年12月にCB&Iを買収。下記は買収発表時の記事だが、ロンジン和泉さんやWatsonさんのコメントが、今となってはとても的を得ていることがとても分かる。
  https://newspicks.com/news/1224054
  
  SESCが問題視しているのは、その時点でCB&Iが原発のコスト増・遅延の主因であることが分かっていて、減損の兆候があったのにやらなかった（根本的にはDDや買収プロセスの話）という点だろう。