民進:一部残留、分裂へ 希望の選別に反発
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両院議員総会で全会一致は驚きましたが、やはりこういう展開に。規模が違えど、みんなの党の解党時を思い出す…
「まず受からなければ、何もできない」魔法の言葉に堕ちた政党と政治家たち http://otokitashun.com/blog/daily/5063/希望の党が民進党議員を全員受け入れるととすれば、民進党の貯め込んだ政治資金100億円(一説には140億円)が必要でもらえるときだけ。
でも、今の民進を全員抱え込んだら、民進内部の混乱が希望に飛び火し、政策公示どころでは無くなる。
本来、政党とは同じ主義や政治主張を持つ人が集まって結成するもの。
その意味で、希望が選別をする事は何もおかしくない。
大体、小池代表と辻元清美がニッコリ握手なんて、いったい誰が想像出来るだろうか?私は野党勢力が、具体的政策の擦り合わせをすること無しに政権交代を狙って共闘することは、少なくとも現状の政治制度ではやむを得ないと考えている。では、小池知事の言っているような最低限の大枠の政治信条は、どこまで違って良いのか?線引きはもちろん難しいが、安保法制、改憲も別に意見が一致することがどうしても必要とは思わない。どうせ、各論はまちまちだからだ。しかし、何がなんでも、選挙のためだけにくっついてもいいとは思っていない。私は民主主義の根幹を崩すことだけは許されないと思う。民進と希望のことに限ってはいないが、今回のことで私がメディアから知り得る限り、前原氏や小池知事の民進党議員への扱い方は、少なくとも私がイメージする民主主義的ではないと感じる。もちろん、違法なことはないだろうし、党内の手続きに問題があれば批判を浴びるだろうから、今のところルールに反してはいないのかもしれない。しかし、民主主義の理想はルールを超えた所にあり、それゆえ民進党の中には不満を持つ者は多いのではないか。いくら大義を掲げて自分達の正統性を主張しても、自分達の仲間の組織の中で民主主義を実践しなかったり、考えもしない人達が、顔の見えない国民隅々に対して民主主義を実践してくれるとは思えない。今回の前原氏の行動はあまりに独断的で、民主主義的には見えない。前原さんは、水面下ではもっと前から模索してきたとしたら、代表選でそれを訴えたのだろうか?それで自公政権の公約違反を問えるのだろうか?多数が希望の公認を得られない限り、時間がないので民進執行部から分党ではなく確認団体民進党で候補を立てられることも示すべきだろう。
思えば、事の真相は私には分からないが、森友、加計問題は政権が権力を知り合いに身びいきするように行使したことが疑われたものだが、違法性がなくても(一部問われてもいるが)それが民主主義のあり方に反しているために、国民の関心を呼び、内閣の信頼を低下させたのではなかろうか。