Appleのマウスをデザインした世界有数のデザインファーム「IDEO」のティム・ブラウンが「デザインのやり方」を語る
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注目のコメント
よく教育されてる我々からすると大したことない事を言っていないように思えるかも知れないが、この考え方をきっちり身につけて実践できるのはさすがだと思う。社会の課題をどう捉えるか?意味ある仕事の設定が出来るのか?その時点で勝負はついていたりする。そこに気付けるか気づけないかは大違い。
「最初のステップは、世の中をじっくりと見ること。そうすることで良い疑問が生まれてきます」新しいソフトウェアをデザインするとき、まずはターゲットとなる領域を入念に調査します。書籍やネットでざっと下調べした後にその道の専門家と話すのがもっとも効率がよく、ネットでは得られない情報が山ほどでてきます。この調査のプロセスを経ずにビジュアルを作り始めるデザイナーはデザイナーではないと思っています。
そして出来上がったデザインが新しいほど理解されにくい。だから物語までデザインする必要がある。0を1にするデザインと1を2にするデザインはプロセスがまるで異なる。「デザインシンキング」で最も有名なデザインコンサルティングファームと言えばアメリカのIDEO(アイデオ)。その方法論を社長自ら動画で語ってくれています。記事は日本語訳ですが、動画もグラフィックが多用されていて英語がわからなくてもなんとなくわかる気がします(笑)
「観察→アイデア作り→試作品作り→テスト」の繰り返しを経て、最後に「ストーリーテリング(物語化)」という流れはシンプルながら、不変で普遍的だと。現在IDEOは製品デザインをせずに「経験や体験」デザインをしているそうですが、それでもアプローチは変わらないそうです。
余談ですが、ファッションに置き換えるとどうですかね。ラグジュアリーブランドとファストファッションのデザインアプローチを比較すると、値段の違いがある程度ハラオチするかもしれませんね!!