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“究極の量子コンピューター” へ 基本原理開発に成功 東大

NHKニュース
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注目のコメント

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    Weights & Biases カントリーマネージャー

    まだ基礎的な段階とはいえ実用化の方向性が実証されれば今までの計算機の常識を根底から覆すことになります。特に演算速度に依存の高い応用分野から影響が出るでしょう。既存の暗号化技術などは全て変革をしいられる可能性が高い。個人的にはニューラルネットワークモデルの探索などに応用ができるようになる日が来ると、機械の脳みそのレベルは飛躍的に上がると期待しています。


  • 【やわらかサイエンティスト】 博士(理学)(1996年東工大 物理学専攻 博士課程修了)

    古澤明さん。私が駆け出しで悩み多き頃に「量子のもつれって不思議ですよね?」って訊くと、「(悩むこと自体が)ナンセンスですよ」って笑って答えてくださっていた。本当に尊敬しています。やっぱり欧米の後追いなんてナンセンスですよね。

    ==
    「古澤教授は「今まで提案されていない全く新しい方式で、本当の意味での量子コンピューターの実現につながると思う。欧米の後追いでなく、日本で生まれた日本方式で究極の量子コンピューターをつくりたい」と話しています」


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    忠北大学 天文宇宙科学科 教授

    これはこの分野の素人の私でも思わず震えるアイディアだ。量子テレポーテーションによる情報の転送を四則演算に応用するという発想がまずすごい。言われてみればだが、単純なだけに強力だ。だが、プレスリリース(※)にあった研究の背景を読むと量子テレポーテーションを四則演算に生かすアイディアは昔からあったようだ。それを光量子コンピューターと呼ぶ。「光」と頭についてるのは、情報単位である量子ビットを構成する物質は量子サイズ(波動関数で表せるもの)であれば、原子でもイオンでも光でもなんでもよいが、量子テレポーテーションでは光パルスを用いるからだろう。従来の光量子コンピューターでは、一つのパルスを用いて一つの演算を処理する回路を空間的に一列に並べて計算を処理するというものだが、回路の数が増えれば増えるほど回路間の通信コストが増すために計算の効率がどんどん落ちてしまうため、現実的な計算には向かない(10回路程度が限界とのこと)。そこで、一つの回路の中に複数の光パルスをループ状に並べて、通信コストを最小限に食い止めて、現実的な計算を可能にするアイディアを提案したのが今回の研究だ。手元のスイッチで光パルスの情報を入れ替えて、ループ内を何度も周回させることで、原理的には計算ステップを無限に増やせる。いずれにせよ、従来の量子コンピューターにあった欠点を全て克服し、さらに量子もつれを基本単位とする革新的な演算原理だと思う。


    【※プレスリリース】
    http://www.jst.go.jp/pr/announce/20170922/#YOUGO5

    今回の研究論文は、物理学分野のトップジャーナルであるPhysical Review Lettersから出版されますが、arXivでも読めます。
    【arXiv】
    https://arxiv.org/abs/1706.06312


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