「変なホテル」の生産性5倍に ロボットに笑顔
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人は減らせるといってもロボットの投資やメンテがかかる。一番気になる変なホテルの事業経済性が分からなかったので他の記事を参照すると、すでに収益モデルはできているとのことで100店を目指して出店を進める模様
https://www.travelvoice.jp/20160804-71802
こちらの記事に詳しいですが、舞浜の例では通常20人かかるところを6人ですみ、通常5~8%の利益率のところ、10%ほど出るとのことで、今後は20%を目指すとのこと。
これはかなり驚異的。収益不動産のオーナーに対する営業力はかなりありそうで、一気に拡大来るかもですね変なホテルにロボットを納入しているメーカーが気になったので調べてみたところ、すぐ見つかったメーカーは以下の通り。
受付の恐竜ロボット:サンリオグループ子会社ココロ
受付荷物預かりロボット:安川電機
荷物移動ロボット:シャープ
卓上ロボット(部屋の照明、目覚まし時計、温度調節、天気案内)
:シャープ
ちなみに、光熱費を抑えるために断熱素材の利用等によりスマートハウスの技術を利用。ここには東大、鹿島建設が関わってる。
ロボットなので初期投資が大きくなるが、その後の生産性の高さですぐ元が取れるのか、調べてみたところ、以下の通り。
ロボットの導入:500万~800万円
(従業員1人分の人件費と同程度のため、単純計算で2年目以降は黒字となる)
人はちゃんと入ってるいるのか、儲かってるのか調べたところ、以下の通り。
「変なホテル」では需要が多くある時期に無理に値下げしない。閑散期には価格を下げるが、ロボットを使用すると低価格でも勝負できるため、閑散期でも利益は出やすい。損益分岐点は非公開。「変なホテル」の売上高、利益などの数値は公表していないが、経営的にも順調。稼働率は閑散期でも80%超、繁忙期は満室状態が続いている。
「変なホテル」にロボットが大量に起用されていると聞きつけた多くのロボットメーカーが「変なホテル」に無料でロボットを提供する場合も多くあるとのこと。同ホテルは、サービス業界における生産性を現時点の技術でどこまで上げられるのかを試す実証実験の場であり、今後変なホテルがさらに拡大することでサービス業関連のロボット技術の向上に大きく寄与するのではないかと思った。
泊まってみたい!
参考URL
http://biz-journal.jp/i/2016/09/post_16684_entry_2.html
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/150724-a.html
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9154?page=2記事中の「万一を考えてバックヤードに人間のスタッフが待機していますが、それも6~7人で済んでいます。これは通常のホテルの3分の1程度です。オープン当初は30人くらい配置していたので、生産性が5倍に上がった計算です。売り上げもどんどん増えています」という点が興味深かった。
こういった機械化が進んだホテル、より増えそうです。
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