働きたいのに働けない!「最高益」でも電通社内は大混乱 「22時退社」効果で国内売上減…?
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注目のコメント
働く時間の問題はさておき、そもそも電通さんの力は強大なので、ここまで強くなくても良いのではと思うのです。
「仕事を死んでも手放さない」という姿勢はスゴイと思いますし、それだから今があるのでしょうが、社会的に見たら最強の電通が全部取り仕切ってしまいます。これは社会的にはもはやマイナス。
「ある媒体にクライアントの不祥事の記事が出そうになれば、部長級、局長級が媒体に出向いて土下座してでもそれを止めるということもあった。是非はともかく、そこまでしたから今の電通があるのは間違いない」(元電通社員の藤沢涼氏)
これはクライアントからするとなんと頼もしいと思うでしょうが、本質的な仕事ではないでしょう。広告が「クライアント」にとって「社会」にとって「電通」にとって短期的あるいは長期的に「価値あるものを産み出しているか」というそれだけのシンプルな視点で良いと思うのですが。
追記
話が大きくなってしまいますが、これって更に考えると「日本的な過剰サービス(品質)」の1つで、結構根が深い問題なのかな、と思いました。本質をズバっと突いて上手いことをするアメリカや中国に対して、日本は今後どうすべきなのだろう?と考えてしまいます。クライアントがそもそもキツイタイミングで仕事を、投げることに問題があるって言う視点が抜けがちだなぁ。むしろ22時以降はもう仕事振れないのかと言う意識が根付けばお互いハッピー。過渡期にあるのだから仕方がない。
この記事の内容は当初から予想されたこと。一般のメーカーやサービス産業と違い、広告代理店は完全なるクリエイティブ産業で、むしろコンサルティング会社に近い働き方が必要。アウトプット(クライアントから求められた仕事)を期限内に提案・実行するのだから、果たして労働時間に応じて賃金を支払うという従来方式の賃金システムは合わないということ。
電通が必要なのは働き方改革ではなく、賃金システムだ!どこの世界的なコンサルティング会社が、労働時間で給与を支払っているだろうか?必要とあらば、寝ないで仕事することも厭わないのは業界の常識。採用する時から雇う側も雇われる側もお互いに同意しているから問題にならない。電通も、完全なるホワイトカラーエグゼンプションを導入し、就業規定を変えて残業という概念を捨てなければ根本的解決にならない。