PDエアロが低コストの単一エンジン開発、民間宇宙旅行へ前進
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パルスデトネーションエンジンの構造は極めて単純.通常のジェットエンジンのような回転機械がない.デトネーション(爆轟)とは,燃料混合機体が爆発するときに生じる異常燃焼の一種.1秒間に音速の5倍を超える速度で燃焼が進む極超音速伝播です.片側が開放されている筒の内部でデトネーションを発生させ,開放端から高温・高圧のガスを音速を超える速度で噴出させて,推力を得る.効率が非常に高く,圧縮過程も不要なため,エンジンの単純化や小型化を実現できる可能性があります.
宇宙まで飛行できるスペースプレーンへ応用しようとしている,今,注目のベンチャーです.
注目のコメント
大学院時代パルスデトネーションエンジンの研究をしていた超若手技術者です。
パルスデトネーションは応用先として溶射装置がありますが、航空宇宙機への実用化はあまり進んでいません。
(私の研究テーマはパルスデトネーションを用いた人工衛星用スラスタでした)
パルスデトネーションエンジンが日の目を見る時が来るのを期待すると同時に、自分も航空宇宙産業を大きくする1人になるため精進します。