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フィンテックは、預金・貸出・送金という、いわゆるナローバンキング、つまり商業銀行の本業を脅かす存在であり、長い目で見れば(いや、もしかすると数十年後には)本当に銀行なんて要らなくなるかもしれません。今の日本の銀行は、人々がまだ現金決済を選好していることと、預金以外に適当な通貨保存手段がないゆえに、駅前に豪華店舗と一流大卒の高給の人材を配して、それらのコストを預金者や借入人に転嫁して、のうのうとやっていられますが、いずれそうはいかなくなる。そのことは銀行経営者も既に気付いているゆえに、独自通貨というか、エセ仮想通貨を作ってみたり、家計簿サービスのフィンテックを傘下に入れてみたりするわけです。でもイノベーションには抗えない。日本が既得権益(銀行)の抵抗でノロノロしていると、unbankedな人々が多い新興国がフィンテックで先行することになり、日本はあっという間に後進国になってしまいかねません。
野口悠紀雄先生と銀行の未来の姿やブロックチェーンの使い方など、金融とテックが今後どのような姿になるのかについて対談させていただきました。対談前のぼんやりしていたイメージの内容も共有させていただきながら、次第に自分の中で具体的になっていった部分もありました。非常に楽しい対談となりました。ありがとうございました。
従来の集中管理システムから、横方向での分散システムに変わっていくのでしょう。

ブロックチェーン技術によって、地球の裏側にいても自分の信用力を示してお金を借りることができるようになり、いずれは、社債のような個人債も発行できるようになると言われています。

銀行だけでなく証券会社の業務も大きく変わってくると思っています。
新しいテクノロジーが伝統的銀行業務をどんどんリプレースしていくことは、そのとおりでしょう。
しかし、この手の話は「決済手段」にフォーカスし過ぎのような気がします。
銀行が担っている流動性転換機能(預金は要求払いだが、借金には期限の利益がある)など与信に係る機能は、新しいタイプの通貨が覇権を握ろうが変わらないと思います。
極めてわかりやすい論考。「銀行はメディアになる」との結論が印象的です。
これはタイトルに釣られますねw

銀行不要論は極論ですし、これはどちらかというとICOに関連する部分に興味を持てる記事でありました。
色々思うところがあったのでコメントしてみようと思ったのですが、Misumi Tomoyukiさんのコメント(※特に下記)がとても秀逸でして、これを超えるコメントは私にはできません。。><
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"ICOについても触れられているが、巷の議論を見ると「シードキャピタルとしてのICO」と「EXITとしてのICO」が混同されているように見える。"

"ICOトークンが配当ではなく、企業の商品やサービスと言った優待型の場合には、受益者=消費者になります。企業のステイクホルダーとしては、この属性に対する債務の優先順位は高く、株式と比べた負債性は高くなり、「債券」に近いものになります。"
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【追記】
Nakajima Naotoさんのコメントも拝見しましたが、同様に秀逸ですね。。私は一貫して「暗号通貨」という表現を使う(「仮想通貨」という表現は使わない)ことを意識しています。

一般論に戻って恐縮ですが、この議論以外にも、議論を別々に分けて考えるべき項目はいくつかあると思っていて、例えば、
・暗号通貨→「機能面」と「投機目的面」
・ブロックチェーン→「ネット上の分散台帳型データ保持方法(という本質的な技術部分)」と「(その技術応用の一例にすぎない)暗号通貨」
このように、「一つの物事/概念を一元的に捉えずに、本質的な要素に因数分解して分析/議論する」ことの必要性を益々感じる、今日この頃です。
世の中複雑系であり、シンプルに考えすぎることは必ずしも良くない、ということです。
"日本では銀行システムが整備され過ぎているので、送金システムをもっと効率化すべきだという要求は比較的弱いのですが、世界を見渡せば、未発達な地域も多いのです。"
日本はいつもこれです。便利で、安全で、人口が多くて、既存の産業が強く、満足度が相対的に高い。ゆえに新しい産業への対応が常に遅れる。ボトムアップでの新産業の勃興が期待できない。そして海外勢にやられる。
IT技術による社会の変革、いわゆるデジタルトランスファーの具体的な解説として流石のレベルで勉強になります。

一方で銀行がなくなる、というのはセンセーショナルに聞こえますが、無くなる頃には他のたくさんの産業も無くなるでしょう。
つまりは時間軸の問題ですが、当面はしぶとく無くならないと思います。なぜならそもそもこの30年くらいでお金のデジタル化、ネット化は既に大分進んでいるわけで、それでも窓口業務も商業銀行も依然としてあるわけです。理屈上それらはほとんど人がやらなくても良いはずにも関わらず、です。
一方例えば地方銀行は存在が危ぶまれるレベルに価値提供に苦悩しており一気に業態転換が進みそうです。そのようにサブセクター単位、業態、業務単位の変容はどんどん進んでいくと思います。
有料ですがおすすめ。日銀のような中央銀行がブロックチェーン技術を採用する未来を示唆しているのが、個人的には納得。というのは音楽産業の歴史を専門としていると、ブロックチェーンを賞賛する人たちが「ピア・ツー・ピア技術は権力の制約を受けず、既存勢力を破壊する」というのと真逆の結果が起こったことを見ているからです。

音楽産業は、ピア・ツー・ピア技術に史上初めて破壊的なインパクトを受けましたが、いつのまにかピア・ツー・ピア技術を取り込み、それをビジネモデルの変革に活用したことで、ネット時代にあった形で産業が復活しました(Spotifyのことね)。権力が倒されるのではなく、権力側が革命的技術を取り込んで生まれ変わるということが、音楽産業には起こったわけです。

日銀がブロックチェーン技術を採用して、民間銀行の投資業務に破壊的な改革を起こすことは、日本に不可欠な気さえしてます。このIT時代に、不動産を担保に金を貸すという工業時代のスキームを中心としたまま金融緩和をしても、シリコンバレーや北京に敵うわけがありませんから。

あとクレジットカードの手数料もそうなんですが、音楽側はAppleやGoogleの関税の方が困ってますね。30%ですから。かつてはイノベーターだった二大巨頭もネットのなかで既得権益側になっている現状があります。
銀行はメディアになるか。実際そうなりかけてるのかもしれない。
この連載について
ビットコインを中心とする、仮想通貨への熱狂がいよいよ高まっている。2008年に正体不明の「サトシ・ナカモト」が生み出したビットコインは、その思想からテクノロジー、投資熱が絡まり合いながら、いよいよリアルな世界を塗り替えようとしている。その最新現場をレポートする。