羽生善治「棋士になって30年、まさかこんなことになるとは…」(羽生 善治,篠原 弘道)
現代ビジネス
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注目のコメント
長く、高いレベルでAIと向き合って来た人の示唆。
- 最近のオープンな開発環境がAIの飛躍的進化につながった
- AIは人間なら絶対思いつかないような手を考えてくれる
- 人間の「美意識に」深い影響を与えるだろう
- AIは「知らない」と言わない。理解していなくても正しくなくても何か答えを出してしまうから危険
- なのにAIの言ってることは「正しい」と誤解されがち
- 一方で飛躍的な論理展開は人間の方が得意
否定的でも肯定的でもなく大局観を捉えている感じがクールですね機械学習や人工知能はまだまだ人間にとっての道具であり、その良し悪しは使う人によって決まると思います。
自分で課題設定をして、判断まで行うような完全自立型のAIの登場はまだまだ先。
生きてるうちに見たいような、見たくないような...王位をタイトル防衛できなかったのは、残念ですが、やはりこの人は造詣が深いですよね。
特に、
「コンピュータ将棋にふれる事によって、人間の美意識自体が影響を受ける」
「これが正しいという画一化が起きるのは、明らかに「悪い道」 なので、多様性をいかに確保していくかがとても大事になってくる」
など。考えさせられました。