【解説】「バブル偏差値」に騙されるな。中学受験6つの新常識

2017/8/28

子どもが小学生になると、俄然、意識するのが中学受験をするかどうかという問題だ。首都圏出身のこの世代は、自身も中学受験の経験者である場合も多い。

だが、あれから20年、30年が経ち時代は変わった。今や、親がおぼろげに覚えている中学受験の常識や名門校の顔ぶれも変化した。

本稿では、自身も麻布中学・高校出身で、中学受験関連の著書が20冊以上ある教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏が「中学受験の新・常識」について語り尽くす。

コメント

注目のコメント

• 八田 浩

  株式会社ロケットスター 取締役　共同創業者

  ・2017年08月28日

  "もともとの頭がそれほど良くなくても、言われた通りにやったら、こんなに“筋肉”が付いちゃいました、というような“ライザップ型”の秀才たちが、大量に一流校に合格するようになった。"
  これは一見すると批判したくなりますが、ゲームというのはなんでもルールをよく理解することが大事です。社会にはこういうルールがたくさんあり、そのルールを理解し最適解を見つけていくようなことは絶対に必要だと思います。その上での個性だと思います。
• 佐藤 留美

  NewsPicks編集長

  ・2017年08月28日

  中学受験や名門校に関する著作が20作以上あり、9月からマンスリープロピッカーに就任して頂く、教育ジャーナリストのおおたとしまささんに「中学受験の新常識」について聞きました。
  
  まず、驚かされたのが「バブル偏差値校」の存在です。ある手法（いくつかある）を使えば、偏差値の特性上、難関校に見えてしまうその仕掛けとは？
  
  さらに、おおたさんが言うところの「ライザップ式受験工学」の確立により、本当に実力のある子より、その工学を身に着けたこの方が難関校に受かるというケースも出てきたとのこと。これは解釈によれば、下克上受験も可能だと言えて……。
  
  四谷大塚からご提供いただいた、1986年の偏差値上位校と、2017年の偏差値上位校の一覧もご覧いただけます。貴重な資料なので是非、こちらも合わせてご覧ください。
  
  
• 為末 大

  Deportare Partners CEO

  ・2017年08月28日

  面接と50m走で就職までいきました