「優秀で割安」シャープ・東芝の技術者が、続々外資に流出中
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技術者をきちんと遇してこなかったツケ。製造業では「手を動かしてモノを作るやつが1番えらい」。勿論前線で売る人もバックオフィスも大事は大事だが、物がなければ売ることも無いし売上が無ければバックオフィスも不要だ。
この記事できちんと指摘されているがもちろん各社の硬直化した給与体系の問題もあったわけだが、そんなこと言ってる場合では既に無くなっている。草刈場で草が無くなってから慌てたって遅いが、横並びでみんな一緒であることを良しとする日本のウェットな文化はこうした時に非常に弱い。気付いた人は井の中から思い切って出るべきだ、終身雇用と50代での高給などもはや、夢物語の空手形でしかない。信じた奴がバカを見る。
この流れは実はエンジニアだけに留まらない話だと理解している。いわゆる「タフアサイメント」を経験した人間はみんな必ず避けては通れないと思う。
かつては手厚かった福利厚生や各種手当はかなりこの20年で削られてきていることも付記しておきたい。ハッキリ言って日本の労働者の給与は不当に安い。みんなで我慢大会し過ぎなのである。こんな言い方したらなんですが、国が守るべきは実は企業ではないし、技術でもない、公平な競争環境と人材育成環境、そして、規制緩和による人材流動化促進なのだと思ってます。技術を流出させるなとか本当に勝手な話。国を思えば外資に行かず飢えて死ねとでも言うつもりなのか。
そういう時だけ個人の判断のせいにして企業や国は何もしやしないだろうに。記事の指摘は重い。横並びの給与のメリットも否定しないが、差を付けるべきところは付けたほうがいい。そして特に経営が厳しくなる時には、会社への忠誠心は下がる。
個人的には、それで粘ったら粘ったで経験を積めてよい部分もあると思うし、一方で新しいチャレンジをするのもまたよしと思う。個人の人生。
下記は本日のアイリスオーヤマの記事。活躍できる場が新しく生まれて、そこで活躍することは個人の人生にとって良い。その場を作って活用できるかが、国や企業の競争力。
https://newspicks.com/news/2400318