[東京 1日 ロイター] - ヤフー<4689.T>は1日、持分法適用会社のジャパンネット銀行(東京都新宿区)を連結子会社化すると発表した。決済金融を強化することで、電子商取引の事業拡大をめざす。

現在、ジャパンネット銀行はヤフーと三井住友銀行が41.16%ずつ出資しており、両社の持分法適用会社となっている。ヤフーはジャパンネット銀行に取締役の過半数を派遣、連結子会社化する。

ジャパンネット銀行が10月に開催する臨時株主総会で正式に決める。

連結子会社化するが、両社の出資比率と三井住友銀行の持分法適用会社であることに変更はない。

ジャパンネット銀行の2017年3月期の経常収益は前年比1.8%増の263億円、業務純益は同46.0%増の30億円、当期利益は同10.5%減の20億円だった。

連結子会社化が業績に与える影響は軽微という。

(志田義寧)