米ケーブル大手に統合提案 ソフトバンク系携帯会社
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モバイル動画のサービスでは、より深く、より濃いユーザ層に刺さるようにするため個別のバーティカル(ジャンル)に分かれていっている。一方で、運営会社側はスケールを出すために、複数バーティカルを運営するというのが大きな方向感となっている。
この個別バーティカル分散、アグリゲートの方向感で産業が発展したのがケーブルテレビ。それをモバイルキャリア買収するとなると、コンテンツのモバイル最適化は必要だが、モバイル動画という大きな機会の山を違う登り方で、登ろうとしているのに他ならない。
モバイル動画はこれから群雄割拠で面白くなる!約2週間前には、バフェット氏と同じくCATV大手のLiberty Globalの会長とSprint出資で協議というニュースもあった(下記)。Charterは、2016年にはTime Warner Cableを買収している。規模としてはLibertyより大きい。
T-mobileとの統合より、CATVとの統合を最近は念頭に動いているように見える。ただ、キャリアが主要4社かつVerizon・AT&Tに差がつけられた状況というのは変わらない。
https://newspicks.com/news/2370335?ref=user_100438水や電気のようなインフラとかつて考えられたアメリカのケーブルテレビだが、ここんとこコードカットとNetflixなどのオーバー・ザ・トッププロバイダへ乗り換えという話題で持ち切りで、最大手Comcast含めあまり威勢がよくない印象。
この情勢下でSoftbankがCharter統合に乗り出すのがどういう意図なのかは興味深い。かつて我が国のCATVは唯一のブロードバンドインターネット提供者だったが、孫さんはその鼻先で「駅前でモデムを配る」唖然戦法で地図を完全に塗り替えた。CATVとの因縁は強い。