田辺三菱製薬、ニューロダーム買収で合意 約1241億円
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パイプラインにある薬剤は根治できるものではない。アメリカでphase3にある薬剤自体は既存のもの。何が違くて画期的かと言うと、その投与方法。糖尿病患者のインスリン投与の技術から携帯式のポンプと皮下注射(パッチ)で投与できること。
軽症のパーキンソン病の患者さんは経口薬で症状をコントロールできるのだけれど、病気が進行するにつれて、経口薬では効果が発揮できる時間や濃度が狭くなってくる。
こういった進行期の患者さんには、胃ろうを作って携帯式のポンプで空腸に薬剤を直接投与するか、脳に電極を植え込んで電気的な刺激を与えるといった侵襲的な治療が選択肢になっている。
田辺三菱さんの今回の買収は米国市場での売上増が目的のようですが、日本市場でも開発を進め数年後に日本でも上市するか。
注目したい。田辺三菱製薬の大型買収きましたね!買収先のニューロダーム社はナスダック上場企業で現在の時価総額はUSD874millionなので、約30%程度のプレミアムでの買収となります。