日本型雇用は限界。「働き方改革の第2章」の行方

2017/7/24
独自の視点と卓越した才能を持ち、さまざまな分野の最前線で活躍するトップランナーたちが、時代を切り取るテーマについて見解を述べる連載「イノベーターズ・トーク」。
第95回はヤフー上級執行役員の本間浩輔氏と、経産省参事官の伊藤禎則氏が登場する。
本間氏は、ヤフーの人事部門トップとして、副業の解禁、「週休3日社員」、働く場所を問われない「どこでもオフィス」などを推進。
生産性の向上のためには、上司と部下がコミュニケーションする機会を増やすことが大事だと、週1回の1対1の面談を促し、その秘訣を書いた『ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法』(ダイヤモンド社)は話題となった。
一方、伊藤氏は経済産業省が主導する「働き方改革」の旗振り役として知られる。
長時間労働や他の先進国に比べて低い労働生産性は、新卒一括採用、年功序列、終身雇用などに代表される日本型雇用が限界にきていると説く。
そんな2人が考える「働き方改革第二章」の行方とは?