最先端AIで、人間に見えなかったものが見え始めた 可視化され、利用され出したニューラルネットワークの暗黙知
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AIと知識の話をしているはずなのに、いちいち直接無関係な「アンダーソン局在」「複雑系」「フラクタル」「カオス」「アトラクター」「スピングラス」「量子コンピュータ」「ダークマター」などの物理用語が散りばめられていて、非常に苛立たしい。
他にも、無関係な地学用語、米沢富美子やカナダ首相の名前、ヒトゲノム、オブジェクト指向、なども盛り込まれているために、なんとなく凄そうな記事に演出されているが、本文とは全くと言っていい程関係がない。
本文に関係する「超複雑系」や「知の繰り込み」も、専門用語を使ってさも定式化しているように見えて、従来用語との違いが不明で、無駄に表現を増やしているだけのように思える。
・鍵層=キーベッド
・「Complex System」は日本語で「複雑系」と訳され
・「知の死角 (Knowledge Blind Angles)」
・ソフトウエア・クライシス(Software crisis)
・マップ化(knowledge mapping)
・「知の再正規化(Knowledge renormalization )」
という部分もご丁寧に英語表現が併記されているが、正直その必要性が感じられない。
見えなくなるものとされている衣服の汚れや風景は、関心があれば情報は得られるので、この場合は情報過多と自動取捨による所謂「フィルターバブル効果」について述べているのに過ぎず、「ニューラルネットワークの暗黙知」の本質とは無関係だ。
敢えて何かを主張するのだとすれば、ディープラーニング以降のAIが獲得し得る「知識」は、ネットワーク構造に落とし込まれた「抽象情報」で、原理的にそれらを人間が認知できるメディアに完全に翻訳できない、と言うことだろう。AI将棋やAI囲碁の開発者が、何故それらのソフトが強いのか説明できなくなっているのと同じだ。
しかし、それは必ずしも情報量の増大を意味しない。
AIが進化し得れば、人間が得てきた知識や情報が無価値と化す側面もあり、必ずしも人類にとって人類が認知し得る「知」が膨大になるとは限らないように思う。
科学の広範な知識を持ち、音楽家としての実力もある伊東氏が、何故こんな虚しい装飾に満ちた意味不明な記事を書かなければならないのか、全く理解できない。
無駄な知識で大切なものがみえなくなっているのは一体誰なんだ。壮大な自虐なのか。【初めての概念:知の死角】
これまでの社会には存在しなかった死角がAIによって生み出されようとしている。
画像・文章などの認識機能向上で様々なものがデータ化されるようになり、人間の見えない(見えないので管理できない)ところでもデータ化・最適化が行われている世界。
文中にも「全自動の車では読書などができるので景色を眺めなくなる」みたいな内容があって、もったいないしそんな世界がちょっと怖いなと思う。反面、確実にこの知の死角化は止められないので、どのように対応していくべきかはAIと協力していくべきなのでは。