AIで急速に進化を遂げる医療、患者の負担が激減 個人の技からネットワークを介したチーム力で精密で総合的な治療が可能に
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注目のコメント
私は「診断」に関しては、どんどんAiに取って代わるべきと考えています。
Aiが疑わしい疾患やその検査を提案し、その上で、優秀な診断医がAiの提言を解釈するというので十分かと(結果、診断能力が平均+α以下のの医者は診断分野では淘汰されていくでしょう)
ただ、Aiの疾患診断は課題があるだろうと考えています。
具体的には、過剰検査の可能性です。
一般的に、名医は問診8割、身体診察1割、検査1割で診断するとされています。現行のAiの診断法だと、身体診察が欠落するため、問診に頼り、検査予定を立てることになると思います。
しかし、その問診は
A:精神的な修飾が加わっている患者さん
B:認知症の患者さん
などではあてにならなくなります。
こういったケースでは、その分、身体診察での重きが相対的にあがるのですが、それがAiでは現行困難と思います(もっとも、現代の医師のほとんども身体診察は苦手になっていますが…=検査偏重主義)
フォーカスがしぼれないと、それぞれを除外するために過剰な検査を提言してくる可能性があります。過剰な検査は医療費増大につながり、医療経済を圧迫するのは言うまでもありません。
Aiの医療応用は明るい未来があると思うからこそ、個人的に考えている問題点を提言してみました
参考↓
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/eye/201306/530808.html放射線科の先生方には、たいへんお世話になっていて言いにくいのですが、画像診断は近い将来、AIが席巻していくでしょうね。熟練の画像診断医の能力はスゴいのですが、なんせAIはミスがない。学習能力まで備わってしまうと、もはや無敵になるでしょう。
また、鑑別診断が主な仕事である総合内科も、AIの特長が活かされるでしょう。
外科もうかうかしてられません。精進します。医療のカタチは、激変の時代に入りますね。
個人的には、人の手で行う外科手術や内視鏡のスキルは生き残るものだと思います。
ただし、これは『治療』の段階での話。
『検査』の段階はほぼカプセル内視鏡とかCT/MRI→AIが診断、という時代になるでしょう(゚д゚)!(10年後は確実じゃないかな?)
今の内視鏡需要は検査が大半なので、内視鏡医も厳しくなるな〜。
(実は自分も胃カメラで収入を得ている身なので、戦々恐々です。)
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