“月額定額”と“割り勘”で乗り放題サービスは若者の自動車ニーズに応える
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「クルマのサブスクリプション」
自動車の購入「所有権の購入」から,共有して必要な時だけ利用する「アクセス権の定額利用」への転換.購入した車は車検やメンテもしないといけないし,税金も払わないといけない.一方,それを多数で負担してコストカットし,しかも新しい自動車に乗り換え(ソフトウェア流に言えばアップデート)できる.しかしながら,このニュースでは,既存のカーシェアとの違いが明確ではないように思える.
車に限らない.我々が生活で利用するプロダクト(服も含め)とサービスは,ほとんど短期利用.短期の利用なら所有権を共有するほうが合理的.
自動車メーカーは今後10年,20年の新車販売台数を右肩上がりと予測しているのか,それとも下がりと予測しているのか?
【追記】今,思いついた.空いている公用車,社用車を個人がシェアするビジネスは考えられないか.公用車,社用車の利用時間(曜日)は個人の利用とずれているはず.そうできれば,車検や税金を個人が割り勘で負担する必要がなくなるのでは.会員2000名。これを多いと思うか少ないと感じるか。サブスクリプションにも安価なものと高価なものに二分されつつありますね。
リフキンの言うアクセス権に対価を払うだけならタイムズで良いし、乗りたい車をある程度選びたいならこちらかと。
最後は可処分所得に見合ったcoolな消費こそがカツコ良いという、至って主観的な価値判断に持ち込めるブランディングの上手なサービサーが、車のサブスクリプションでは成功するのではないか。
車は無くても済むのが都会生活者だし、ローカルなら保有が必須だし、実は車はサブスクリプションに向かない商品とも言える。
タイムズ・カーシェアがアクセス権のみで、全く乗らない会員からも毎月千円徴収しているのは慧眼。月額定額で車に乗り放題のサービス「ノレル」の記事を書きました。新たに複数人で割り勘が可能なプランも用意され、若者が利用しやすいサービスとなっています。特にシェアハウスに住んでいたりする人たちにとっては良いのでは。