【現地取材】トヨタが「ル・マン24時間耐久」にこだわる意味
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この記事のためにル・マンへ行ってきました。いまの日本では正直マニアックなモータースポーツですが、ル・マン会場はまるで「地元のでっかい花火大会」のような、あるいは「3日間キャンプしながら参加する音楽フェス」のような雰囲気で、家族ぐるみの参加者たちがゆるく楽しそうに過ごしていました。文化が根付くには、やはり世代を超えて愛されることが不可欠ですね。
記事のテーマは、個人的にF1ブームの時代からずっと気になっていた、「そもそもメーカーがレースに参戦する目的」です。“宣伝活動”でも”お金に余裕があるときにやるもの”でもない、レース活動の本質とは? 長い記事になりますが、ぜひご覧ください。http://toyotagazooracing.com/archive/ms/jp/wec/special/history-of-le-mans-04.html
上記記事にあるように、日本メーカーで唯一坂の上の雲に届いたのが、マツダ。
レギュレーション変更によりロータリーエンジン参戦最終年である、1991年の劇的な優勝は今でも記憶に残っています。
次に印象に残っているのが、1999年。
片山右京・土屋圭一・鈴木利男という素晴らしいドライバーが駆る、トヨタGT-One TS020の勇姿が忘れられない。
最近のトヨタが作る車には、厳しい感想を持っていますが、それでもこのようなチャレンジをするメーカーは好きです。
僕がもっとも愛している車もトヨタ車です(MR2:AW11)。
上記以上の感動を、実はこっそり期待しています。
追記
GT-One TS020
https://www.youtube.com/watch?v=XSRWxcBcSMs
トヨタっぽくない、超攻撃的なフォルムが大好き!
当初はチームオーダーで安全運転していたけど、優先していた外国人ドライバーが駆る1,2号車のリタイアで急遽猛追開始。
片山右京、土屋圭一のドライブによって、野獣のような走りを見せました。私が注目するのは、ルマン史上初の
一番上のカテゴリーが負けそうになった事
である。
ポルシェがボロボロになりながら辛うじて
面目を保った。
そしてそれは、豊田社長も言う様に、
ハイブリッドの課題だと言う。
大変興味深い。
ハイブリッドと言うのは、やはり複雑過ぎる
のかもしれない。
優れた技術はシンプルなものである。