アマゾン支配とはならない。定額レンタルやオンライン試着
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注目のコメント
アマゾンの「洋服おまかせ」サービスが出て来る前から、すでに多くのベンチャーが活躍している様子を、自分の体験で書いてみました。
アパレル産業崩壊と言われていますが、いろいろ新しいことをやっている人たちがいます。これも「モノのサービス化」への萌芽の一つですね。
<追記>
齋藤さんのコメントへのお返事になります。タイムラグは確かにあります。これはもう仕方ありませんが、eコマースで慣れは進んでいると思います。それと、リターンの手間ですが、アメリカの場合はeコマースの返品が日常茶飯事なので、確かにちょっと面倒ですこれも慣れが進んでいます。そのため「UPSストア」などが各地にたくさんできており、そこに持ち込みます。私の場合、服のクリーニング屋のすぐ近くにUPSストアがあり、クリーニング屋に行かずにUPSストアに行くようになった感じです。起こっていることは、チャネルが習慣化できるかという話だと思う。
本や家電のような、どこで買ってもモノは一緒というものは価格比較や購買体験の利便性が重要。そして、扱う商材が広がるなかで、「買い物するならAmazon」といった具合に習慣化される。
洋服は、機能財と、自分を表現する趣味的な要素がある。特に、趣味的欲求が強いセグメントは他の人とは違いたいという欲求が強くなりがち。だから、そもそも産業として分散している。ブランドイメージや店舗含めた購買体験も、趣味的要素が強くなるほど重要になってくる。
購買体験が重要なセグメントにとっては、そこでの購買は「特別な習慣」。またドレスなど購買頻度が低いものは、そもそも習慣ではない。最大公約数でプラットフォーム化するAmazonは広がらないと思う。
一方で、こだわりが少ない機能材的なセグメントには、定額モデルであっても試着モデルであっても、何が好き・何が嫌いというある程度の情報があれば、他のものと併せて届けば便利かもしれない。
もしそのような形で習慣化されれば、ユニクロのようなベーシックセグメントには影響が大きいのではないだろうか。
齋藤さんがコメントされているように、子供服はあったら面白そう!可愛い子供だからというニーズもあれば、成長が早く試用期間が短いから定額でぴったりのサイズが欲しいといった機能材的なニーズもあると思う。また堀部さんの、ビジネスとして利益生むには新着の有無・頻度を高めることがキーというコメントもその通りだろうなぁと感じる。