世界一のLCC サウスウエスト航空が掲げる「顧客第二主義」
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サウスウエスト航空は,ビジネスの教科書で引き合いに出されることが多いらしい.私の知っている範囲で言えば,アメリカ同時多発テロ後の航空産業の落ち込み時に,米国の航空会社で唯一レイオフをしなかった大手航空会社として知られている.
また,「アイデアのちから」 http://amzn.to/2t8h7nx にも興味深い紹介があったことを思い出した.そもそもこの本は,優れた(と思っている)アイデアで人を動かし,世の中を動かすには,それをどう伝えれば良いのかのヒントを教えてくれる一冊です.成功するアイデアの伝え方,6つの法則をSUCCESs(サクセス)と名付け,それぞれ豊富な具体例を挙げて説明しています.
その一つ目の「S」は,単純明快である(SIMPLE)であること.
良い企画とは常に単純明快.そこで,サウスウエスト航空の「最格安航空会社」というコンセプトを例に挙げている.
ある日,営業部門が,ヒューストン—ラスベガス間で軽食のチキンシーザーサラダを出すと,多くの乗客が喜ぶと提案してきた.それに対して同社CEOは,「それでは最格安航空会社になれない.無敵の格安航空会社になるのに役に立たないなら要らない」と即答した.アイデアの核となるキーワードを1つにしてシンプルで単純明快であれば,顧客の心を刺激する.目的がブレない.ということの例.
サウスウエスト航空のビジネスモデルはLCCの雛形と言われている.バニラエアの一連の問題について、このコメントが1番しっくり来た。弊社の理念のひとつ、顧客満足度を高めるためには、まず、アドバイザーをリスペクトすることから、というのはまさにこういう事では。お客様とアドバイザーの幸福な出会いを作っていければと思う。