厚労省:禁煙に「完全遠隔診療」認可へ 面談なし、薬配送
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注目のコメント
禁煙外来などは遠隔診療と親和性が極めて高いので、最初に手をつける領域としてはよいと思います。
これは禁煙外来ではなく糖尿病外来の例ですが、患者さんが外来をドロップアウトしてしまうのは、①若い ②男性 人に多く、少しでもドロップアウトを減らすには、外来と外来の間のこまめな電話や手紙であったという研究があります(J-DOIT 2)
http://iida-ishikai.net/j-doit2/guide.html
これを踏まえても遠隔診療って、ドロップアウト率の高さを打開する可能性が大いにありそうです
遠隔診療にする分、医師や看護師のフォローアップ回数を増やし、最終的に禁煙達成率があがるというデータが出ることを望みます。喫煙→動脈硬化→心筋梗塞→冠動脈バイパス手術…となっても、まだ喫煙習慣を変えられない方が実際にいます。
喫煙習慣を断ち切るために、対面診療にせよ遠隔診療にせよ医療費を使った禁煙外来を利用してもらうのには賛成です。
ただ、結果にコミットもせず、闇雲に患者を集めて、結果、うまくビジネスした医療機関だけが儲かって世の中は良くならない、というパターンは避けないといけないなと感じます。