窓ガラスがディスプレイに――AIスピーカーとつながる「未来の窓」、YKK APが開発 プロトタイプを見てきた
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透明有機EL、課題は透過率の低さだろうか。さらには寿命の問題もあるがそこは有機ELパネル部分だけ取り替えられるようにした、と。
コストを上回るだけのメリットが各社にあれば、今後こうした用途は広がるかも。有機の光は自然な光…とはよく山形大の城戸教授が仰っていますが、窓用でどれくらいのニーズが広がるかは興味があります。手掛けているのがYKK APのようなサッシメーカーというのも面白いですね!
新宿のショールームでは現物が7/1から見られるそうです。
YKK APはYKKグループの1社であり、売上高だけで3500億円程度ある大企業。アルミサッシではリクシルに続く国内2位の規模。幼い頃から憧れていた未来を象徴したインテリア。既存の用途での実用性は問われるところもあると思うけれど、住居だけじゃなく、エンタメ施設、モビリティなど様々なロケーションで応用可能。住居ならどこかのリゾートや田園風景なんかを映して旅情感を味わったり、カメラ利用の全身ミラーを兼ねてファッションコーディネートコンシェルジュ化したり、商業施設なら、外側には別の映像を映してサイネージ兼ねたり、非常時の外部に向けてのサインに利用したり。窓としての強度も高そうだし。
会議室の片面のガラスをを全部ディスプレイにできたり、イベント会場でのパフォーマンスやビルのイルミネーションなど、できる選択肢がかなり増えそう。安全な設計にできれば、車のフロントガラスでも使えますね。