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注目のコメント
「物語を創る力」に共感します。
2011年、震災という強烈な物語の中で何十万人もの人が、災害支援にコミットしていきました。
実は今でも、むしろ今こそ、東北では人を必要としているのですが、なかなか復興では人が集まらなくなっています。
続けられている人は、メディアで報じられなくとも、東北に物語を感じ、みずからの物語を重ねられる人です。
あらゆる分野の第一人者は、物語をみずから創れる人です。日本は島国であるが故に大きく異なる価値観の人たちと触れる機会が物理的に少なく、考える刺激が少ないのは一つの大きなビハインドだと思っています。こう思うようになったのも、何の変哲もないタイへの一人の旅行がきっかけです。
例えば路上のすこぶる美味しくて激安な生ジュースをコンビニのビニール袋のようなものに入れて渡されるとか、一昔前の日本のお笑い芸人のネタをやってきて金を取ろうとする現地人とか、まぁ日本では経験しないようなことをシャワーのように浴び続ける毎日で、それは刺激的で旅行中やその後も頭はフル回転、その旅行は今でも鮮明に覚えています。
日本がダメ、とかではなく、異国の価値観に触れる経験を意識的に増やすだけでも自分の「幅」を増やすことに繋がると思っています。ストーリーのある人は面白い。「この人は(ストーリーのある)面白い人だ」と思ってもらうためには、新しいものを考え出すよりも、人とは違った経験をすることから作っていった方が手っ取り早い。自分の脳内だけでは限界がある。
「人とは違った面白い経験」を発見し、選ぶための前提となる"知識"を身につけ、"考えること"を繰り返して、その面白い経験に辿り着く制度を上げて行くことが大事だと思いました。
"そうですね。ストーリーを創る部分は、一番クリエイティブな作業で、プログラムも書きにくい。でも、みんなもともとはストーリーを自分たちで創っていたんですよ。山で遊んだり、海で遊んだりしながら。
でも、いまの時代はみんな都会育ちになって、すべて大人が用意した環境で育っています。昔は大人が何も用意してくれないから、遊びも自分で作っていました。だから、ストーリーを創る力、編み出す力があったんです。今の学生は、この力が弱くなっています。"
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- 615Picks