北朝鮮、ロシアから石油大量調達 亡命の党組織幹部が証言
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貴重な証言。ウラジオストクに寄港する北朝鮮の小型タンカーが増えているという話を聞いた。羅津港とウラジオストク港の定期航路も就航した。ロシアはプーチン大統領が積極的に北朝鮮経済をてこ入れしており、債務100億ドルを免除した。ロシアが石油を北朝鮮に大量に供給しはじめたとしても不思議ではない。中国とロシアの北朝鮮に対する「援助競争」が始まっている。北朝鮮もそれを歓迎している。これは金日成時代の「中ソ等距離外交」を思い出す。金正恩委員長は戦略的な意図をもって、祖父の時代のモスクワと北京を睨んだ等距離外交を展開している。労働新聞が中国を批判する記事を掲載した。これは中朝関係がそれほど悪化しているからではない。中国を直接非難して中国が原油供給を削減したとしても、「中国がだめならロシアがあるさ」という程度の意味。中国に不満を漏らした程度のこと。ロシアの北朝鮮支援に自信を持っているから。
当然あり得る話ですが、やはりそうでしたか。
中国からの原油禁輸制裁が実際にどれほどなのか。北朝鮮の製油施設の稼働状況は衛星等でウォッチされているはずなので、そこからも推測できそう。
ロシアが事実上北朝鮮を援助しているとなると、日本は外交的に表立ってロシアに近づきにくくなり、非常に微妙ですね。20-30万トンと言えば、ロシアの原油輸出量からすれば1%強のレベルなので、大したことは無いのだが、北朝鮮からすれば重要なライフラインの確保。
ロシアからすれば端数の単位だし、ビジネス上のメリットも大してないが、石油の売り先には困っているので、来る者は拒まず。
次いで、極東でのプレゼンス維持の為、北朝鮮の存在は政治カードとして確保していたい。
アメリカも、衛星画像で多分解っていたんじゃ無いでしょうか?
石油の完全禁輸を成功させると、その国が暴発すると第二次大戦時の日本のケースをスタディしてるんで。
暴発して38度戦を超えられたら、韓国の防衛に兵力を割かなければならなくなり、それはしたく無いのが本音。