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コメント
注目のコメント
ネット企業がなぜわざわざオフライン企業を買収するのか?ネットとリアルの融合で本当の「ライフスタイル」を知りたいから。
購買時点だけでは見えてこない「ライフスタイル」それを可視化しに行く。
これからの流通戦争は新しい展開になりますね。
久しぶりに取材して頂きました。
良ければご一読ください。アマゾン特集の2日目は、オイシックスでオムニチャネル担当執行役員を務める奥谷孝司氏のインタビューです。
「なぜアマゾンが食品を欲しがるのか」の理由を明確に答えていただき、取材中に頭の中がどんどん整理されていきました。
今や当たり前になった、本をアマゾンで買うという行為も10年前ではまだまだ傍流でした。今から10年後、アマゾンで食品を買うことが当たり前になっていてもおかしくありません。ドライブスルーのような形であらかじめ注文してあった生鮮食品を取りに行くという感じはとてもイメージしやすく、しかも店舗、消費者共に無駄がなくていい感じがします。
しかし生鮮品に普段から触れている立場からすると、実際に見て選んで買う・・・っていうのは市場における買い手の目利きみたいなものでそれ自体が楽しいし、食卓をイメージしながらスーパーでカートを押していくこと自体が実はエンタメになっている部分もあると思います。
生鮮品のデメリットのように言われる鮮度保持の難しさと個体差こそが目利きとしての力量を問われ、盛り上がるポイントなのです。
なので当然実店舗の需要もあるでしょうし、さらに言うと農家の軒先直売所といった非効率の極み的な生鮮品の購買にも「無駄な楽しみ」が十分にあると思います。
むしろamazonの食品流通改革が効率化を徹底的に進めることによって非効率のエンタメ性が際立って認識されていくかもしれません。
そんなわけで私はあえて100円玉で農家から直接農産物を買うといった「農産物直売所」のこれからに注目したいと思っています。