アマゾンがホールフーズを買収した2つの理由
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ホールフーズマーケットは、先週全米3位のお店に行きましたが、
素敵なお店です!
ただ、最近伸び悩んでいました。
2013年の株価の半分になっており、2015年9月から既存店売上が落ちていました。
それは、ウォルマートなどの競合他社のオーガニック強化に押されていたからです。
成長のために、Instacartに投資をし、デリバリーを強化していました。
だから、成長戦略のために、ネット王者のAmazonとの協業による拡大を選ぶのは、おかしてありません。
また、アマゾンにとっては、伸び悩んでいるアマゾンフレッシュのテコ入れになり、且つ競合のインスタカートを手中に入れることができるのです。
両社にとって、Win-Winになりますね!感じたことが2点。
ずっと投資先行型の印象の強かったAmazonですが、いつの間にかキャッシュが貯まっていたということ。直近でキャッシュと短期投資で$21B。2013年末で$12Bでしたから、着実に貯まってきているのだなと。
併せて、Instacartにとっては大打撃だなということ。Palo AltoのWhole Foodsには、いつも"Whole Foods love Instacart"というポスターが貼ってありましたが、これが"Whole Foods love Amazon"になるのでしょうか。
Whole Foodsにはいつもお世話になっていたので、個人的にはもう少し早かったら嬉しかったですね。スーパーに日々買い物に行く現地ユーザー視点で見ると、同じ健康食品ならトレジョの方が格段に安いので、それがネックになっているけど、アマゾンプライムCCみたいにWFでの買い物にも5%キャッシュバックがあるならトレジョからWFに乗り換えるかもしれないです。(オマケに配達してくれるなら尚更)
「今回のアマゾンのスーパーの買収には大きく2つの思惑があるのでは、と見ています。一つは顧客接点の強化、もう一つは新たな決済機能の強化です。」