理容店QBハウスがNY進出 欧米で初、地元警戒
コメント
注目のコメント
銀行を辞めたあと、1年だけQBハウスに勤めていました。
「俺のことはほっといてくれ」 QBハウスで思うこと
http://hirotanaka.net/archives/52037428.html
創業者2人からいろいろなことを学びました。
偶然の産物もありましたが、レガシーな商売からの破壊的イノベーションをそばで目の当たりにしました。それは必ずしもテクノロジーではなく、やはり不便さから来る「気づき」と、斬新な発想でした。
日本発のサービスイノベーション、期待してます。
引用
「サービスとは何かを付け加えること」と考えるのはサプライサイドのエゴに過ぎない。
私は創業者2人からそのことを学んだ。
もっとも1000円というプライスは最初から決めていたわけではない。
安い券売機を探していたら、たまたまNTTがテレホンカード販売機を多券種対応機に入れ替えていた時期だった。従来の1000円券しか食べない券売機が在庫でいくつか残っていたので原価同然で譲ってもらった結果、じゃあ1000円で出来るサービスにしようと決めただけの話である。
だから創業期に券売機から出てきたのはQBのマークが入ったテレホンカードであり、実は公衆電話がかけられる。
しかしその偶然が、俺のことはほっといてくれというニーズに見事にマッチし、理美容業界にイノベーションを起こしてしまった。ぼくはアメリカやフランスに住んでいたとき、散髪してくれる店を探すのに苦労しました。東洋人は髪質が硬くてハサミがダメになるからと断られ。日本人ニーズはあるでしょう。
ところで昨年、香港を訪れた時、街で目立ったニッポンは家電やクルマやアニメではなく、QBハウス、イオン弁当、吉野家、ORBIS、muji、白洋舎、象印・・・。ニッポンの強いモノが変わったことを感じました。こういう身近なサービスがどんどん海外展開するといい。