連合会長が辞意、異例の1期2年 後任選び難航
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先日、関西生産性本部様にお呼ばれして講演を行ってきました。生産性本部といえば、何といっても「連合」です。主たる参加者は連合の関係者の皆様でした。
その時にあらためて気づいたことがあります。それは「生産性」という概念そのものが「人間が動けば世の中は良くなるはずだ」という進歩史観に基づくものであり、また社会工学的な発想に基づくものだという点です。事実、我が国の生産性本部の綱領にはその旨が謳われています。「連合」もこれにコミットしています。
しかし現実はどうでしょうか?何をやっても世界経済は、そして日本経済は本格的に浮上はしない。そうした中でまだ金融緩和の結果、何とはなしに「食えている」から良いけれども、そこはかとない不安、などというものとを越えて、確実に我が国では所得を巡る二極化が進み、「低所得者層」が増え続けているのです。都内では18~45歳の結婚適齢期の女性の実に6割以上が年収200万円以下というデータすらあります(表向きの統計ですが)。あとは何らかのショックがあれば、一気に不満が爆発することは目に見えています。その時、「連合」は労使協調路線の象徴として果たしてそうした不満の受け皿になることが出来るのでしょうか?
永田町では今、むしろ先鋭化した不満層はより左傾化し、日本共産党へと流れると見ている向きもいます。「連合」は飛び越されてしまうのです。
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注目のコメント
憶測にすぎないとは思いますが、こういう事情で連合会長の人事が決まるようなことだけはやめていただきたい。
「神津氏と高木氏は東大野球部出身の先輩、後輩の間柄。そのため連合内には「神津氏が高木氏に配慮し、辞意を漏らしたのではないか」との見方が広がっている」