中国人民銀、今週米利上げなら短期金利引き上げへ=市場関係者
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今、米欧、そしてそれ以外の地域の統治エリートたちが行っているのは実質金利のマイナス化です。そしてそのためにはまず、名目金利(政策金利)を下げ、他方でインフレ率を上げる必要があります。先陣を切ったのはFRBです。
しかしこのオペレーションをやりすぎるとインフレが止まらなくなるのです。現実に米国を筆頭にインフレ転換する中で今度は政策金利の引き上げが相次いでいます。為替レートを安定化させるのが表向きの理由です。
しかし米中がこの意味での歩みを整え始める中、我が国はというと、当面の間、微動だにしないわけです。その結果、他主要通貨との関係で相対的な「円安」が到来する。無論、米国が開戦する際(第2次朝鮮戦争)までは別です。なぜならば米国にとって戦費を調達するためには、その担保となるべき日本円の価値が相対的にあがっている必要があるからです。これが実は日米同盟の真実です(金融同盟。実質的な資産移転効果によって米軍を支える)。
いずれにせよ、米中のダンスに欧州も加わることで金利引き上げ合戦が生じる中、我が国だけは意図的に出遅れ、現下の円高局面から円安へと移行。そして日本株高が中期的に訪れるというわけなのです。
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注目のコメント
こういったPBOCの状況を見ていると、そもそもFRBが利上げしてドル高を招くこと自体が国際金融市場にとって大きなリスクであるように思えてきます。
というよりも、本当にFRBが自信をもって利上げできる状況ならば、好調な米国経済の恩恵が中国を筆頭とする新興国にもスピルオーバーしているはずです。記事中のような心配をしている時点で、「もう利上げは止めておけば?」と思ってしまいます。利上げのタイミングからみて、資本流出と為替相場のコントロールが目的ですね。国内経済のコントロールは当局の意のままですが、国際金融の世界では思うようにはいきません。これからも、金融政策、取引規制、あの手この手を使って介入してくると思います。