ゼンショーが小売スーパーを買収する理由
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売り物にならない食品を外食で利用するという話が書かれてますが、大手スーパーは惣菜やデイリー商品を自社で製造してるので、外食なしでもバリューチェーンの効率化は可能です。
ただ、複数の外食業態を展開するゼンショーと大手小売業という組み合わせは、確かに面白いかもしれません。農業者兼、中間流通に身を置く者として感じる事を書かせて頂きます。
規格外品を使って頂けるという姿勢は生産地としては歓迎ですが、大手外食・中食チェーンはメニューを規格化してる以上、規格外品よりは規格化された一般流通品を好みます。
昨今の外食・中食は店舗オペレーションを簡素化する為にカット野菜を仕入れる方にシフトしてきています。自前で廃棄ロスが出ない上に、メニューもオペレーションも規格化出来るからです。
これはゼンショーも同様の選択をされていると認識しています。
脱線しますが、伝えたいのは、川上の生産性・収益性を考えるのであれば、規格外品ではなく、規格品を買って欲しいという事です。
そもそも規格外品は狙って出来る者ではない為、数量が安定しません。また、規格外品が出来てしまう事を減らしていく事は、生産者の努力項目でもあります。
減らすべきものを使いたがる絵面は、昔から違和感しかありません。
極論ですが規格化せずに畑で出来たものを全て買って頂けるのが正義だと思います。
ワガママとも言えますが。。。笑牛丼の中で一番アグレッシブだな。他の牛丼とはやっぱビジョンが違うのがよくわかった。
でも、味とサービスは一番悪い。
食のSPAという壮大なロマンもいいけど、足元もっと固めたほうがいいんじゃないの?